復活の日

2004年2月19日
ISBN:4894563738 文庫 小松 左京 角川春樹事務所 ¥820
昨日(今日早朝)書いた鳥インフルエンザについてのコメント。

ちょっと乱暴な表現があった。反省ペコリ(o_ _)o))
 

でも、僕の偽らざる気持ちである。

風邪をおして仕事をしなくてはならない人はお気の毒ではある。

ただ、風邪を引いているのに出勤したことを周りの人たちに半ば病気自慢でもするかのように宣伝する人がいる。

「がんばっているね。」とか「無理しないでね。」とか、優しい言葉をかけてもらえるまで吹聴してまわる。

こういう人はたいてい、病気をおしてまでするような重要な仕事を任されていない。

いくらでも他の人で充当できる。

自分がいかにも重要人物であるかを示そうという意図もあるのかもしれない。

僕としては、風邪を感染させられては迷惑なので、その人の仕事を僕が肩代わりしてもいいのでさっさと帰宅してもらいたいと思う。

インフルエンザは風邪ではなく、伝染病の一種である。

体力が落ちているときに感染すれば肺炎や脳炎になって命を落とすことすらあるのだ。

今回の鳥インフルエンザ騒ぎでも、罹患するは鳥だから関係ないでは済まされない。

いつ何時、人間に感染するウィルスに豹変するかわからない。

楽観視や事実の隠蔽は昨年の東アジアでSARSの流行の際におかした間違いを日本でおかすことになりかねない。

何にもまして大事なのは、一人一人の認識が大規模感染を防ぐと思う。

僕は重大な関心を持って経緯を注目している。

この本のようなことにならないこと祈っている。

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