書きあぐねている人のための小説入門

ISBN:4794212542 単行本（ソフトカバー） 保坂 和志 草思社 ￥1，400

よく考えてみたら、昨日（今日早朝）紹介した本は以前一回紹介したことがあったような気がする。

でもいいっか。

いい本は何度でも紹介させていただく。

今日はこの本を紹介させていただくことにする。

僕の文章が余りに悲惨なレベルなので、少しはマシになりたいと思って買った本だ。

小説家になりたいというような大それた気持ちは持っていない（つもり）

ただ、下手なりに文章を書くのは好きなので、このような駄文をネットにアップしてネット社会に害毒を撒き散らしているわけだが・・・

この本は、いわゆるハウツーものではない。だから、いくら読んでも文章そのものはうまくはならないだろう。

だが、もっと大事な文章を書く上での視点の付け所、心構えのようなものを教えてくれる。だから、この本によって書きたいことを書ける能力を開花させることができるかもしれない。

そうして書かれた文章に他の人が付いてきてくれるかは、その次の話だ。

ようは書きたいことを存分に思い残すことなく書けばいいのだ。

小賢しいテクニックなど、百害あって一利なし。

優等生の文章を書いている人は、評論家になれても作家にはなれないのだろう。

万人から好感を持たれる優等生の文章も、それはそれで人々に知識と安心感を与えてくれるのでいいとは思うけどね。

ここで日記を書いている人は、ここに日記をアップすることによって生計を立てているいう事はないと思うので、お金が絡んでいない分、自由だよね。

この本は、自分表現のために、もしかしたら参考になるかもよ。